【学名】Hypnum plumae forme Wils. 【科名】ハイゴケ科 ハイゴケ属 パックサイズ:19× 12cm 天然ハイゴケ 【解説】 1.「選んでお送りします」 本来のハイゴケは黄色味を帯びた黄緑色をした葉色です。
葉の小型のヒメハイゴケと比較しましても、 例えば養生しましても緑色になりにくく、ほとんど変わりません。
入荷中の中でより美しいもの、原土が充分あるもの等満足していただけるものを可能な限りお送りします。
上段:ヒメハイゴケ 下段:ハイゴケ 例えば夏の間に入荷しましたヒメハイゴケ、ハイゴケを同一条件で管理しましても、ヒメハイゴケは生育が 旺盛で青々と盛り上がるように成長していきますが、本来のハイゴケ等は成長が遅く見た目は劣ることは 否めません。
ご了承の程よろしくお願いいたします。
2.「苔玉に最適」 葉が少し大きいので苔玉に使用する場合、巻きやすいのではと考えられます。
苔玉に使っていただくことを考えまして可能な限り良質なハイゴケを選びお送りしたいと考えております。
(巻きやすいのは薄いハイゴケですが、たくさん巻きたい方用によく成長した厚目のものをお送りいたします。
但し、広げますと茶色部分が出てきますが。
) 3.「庭園用にもおすすめ」 庭に少しだけ張りたい方には最適です。
苔の中でもハイゴケはやや明るいところに生育します。
言い換えればある程度明るさが必要ですので、 朝日が当たる木下等条件が合えばあとは水だけです。
4.「冬でも安心」 冬期入荷中(霜が降りる、毎朝凍る季節)につきましては只今ビニールハウス内にて管理しております。
冷たい北風も防いでくれ、日中暖かい中、それこそ色艶もよく、天然ハイゴケとは思えない程のコンディションです。
苔玉、テラリウム等にも安心して御利用いただけるかと存じます。
5.「苔玉に使用するハイゴケの注意点」 ハイゴケは明るいところを好む性質です。
室内にて観賞するということで観葉植物をお使いになられましても、 ハイゴケが日照不足、光量不足になりやがて茶色く変色していくかと思われます。
解決策として、 1.2日に1度、屋外にて管理 2.ハイゴケを使用するよりも、より暗いところを好んで生育するシノブゴケ、ツヤゴケ等を使用することが 良いかと思います。
アクアリウムで有名な東大阪市のアクアテイラーズさんのシノブゴケの室内鑑賞の例です。
明るさは2000ルクス。
室内で育っているのです。
但し、一般の家庭ではおそらくは1000ルクス以下。
その明るさでシノブゴケが育つのか今のところ不明です。
詳しくは「苔の育て方・室内」を参照願います。
【生育地を訪ねる】 【天然ハイゴケの弊園の取り扱い】 【天然ハイゴケの商品解説】 1、現在弊園では自然の採取品である「天然ハイゴケ」と弊園にて栽培した 「美しいハイゴケ」2タイプの取り扱いがございます。
美しいハイゴケも元は 天然ハイゴケを栽培したものなのですが、自然に自生が見られる天然ハイゴケ はその専門業者より入手しております。
2、天然ハイゴケは採取する季節によって自然のものだけにコンディション つまり育ち具合は季節毎に違いが見られます。
3、冬はハイゴケの休眠期です。
例えば冬の寒中の寒さのきびしい季節、都会でも公園等の木々も落葉し、 草も枯れた状態となりますが、山でも状態は同じ、或いは寒さはよりきびしい かと思われます。
その木々の下で育っておりますハイゴケも霜にやられ、凍りつく中でじっとがまんしておりますが、入荷しておりますハイゴケを見ますとやはり焼けたような色あせした色あいをいたしております。
これはある意味 ハイゴケの休眠期に当たり、成長がストップした紅葉期の色なのかもしれません。
いずれにしましても可能な限り良質のものをお送りしたいと願っておりますが、 春、秋の成長期の青々としたものが無いだけにご了承願います。
冬の寒気が厳しく、ハイゴケも成長を止め休眠期に入っています。
それにて葉緑素の活動はストップしておりますので茶色く変色したような状態です。
それが本来のハイゴケかと思われます。
4、夏もやはりハイゴケの休眠期です。
更に夏のハイゴケ、採取する職人さん達の職人泣かせの季節でもあります。
猛暑が続き雨も降らない日々が続きますと、山ではハイゴケも水不足から焼けたような或いは枯れたような茶色に変色いたします。
そのような山の状態ですので、職人さん達は山深く入り込み、そして谷の深いところでかろうじて水分補給がなされ青く育っているハイゴケをさがし出してくるのです。
本当に依頼した方は頭の下がる思いがいたします。
(ア)2017年6月17日入荷したハイゴケです。
本年は雨が少なく、山に自生するハイゴケも焼けてしまい茶色く変色しています。
自生地でも乾燥に強弱があると見え、グリーンのそれなりに美しいハイゴケも見受けられます。
(イ)7月1日現在、約10日間養生したハイゴケです。
みなさまにお送りできる程度に育ちました。
5、そのような事情により、一年間常に青々としたハイゴケが工業製品でない だけに確保は難しく、ご購入或いはご使用される場合、ご了承いただきたくお願い申し上げます。
「苔の育て方」の解説ページも合せて御覧ください。
・苔の種類■苔玉を楽しむ ■その他の苔の販売 ■テラリウムにおすすめのガラス容器
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